経営関係の相談は会計士と税理士どちらに相談すればよい?
当事務所にご相談頂く内容として、「税理士と会計士に依頼する違いがわからない」といった問い合わせを頂きます。
共に経営に関するスペシャリストと言えますが、特に税理士は税務関係、会計士は事業の会計、経理に関するものを得意としています。
例えば税理士なら確定申告の申請で不備がないか、節税することはないかといったアドバイスができます。
それに対し、会計士は企業側が制作した決算書や貸借対照表などのチェックが可能です。
ただ、全く違う分野というわけではありませんので、どちらの内容にも詳しい税理士や会計士もいます。
ただし税理士には税理士しかできない仕事、会計士には会計士にしかできない仕事もあります。
例えば、税務書類の作成や確定申告の代行申請などは税理士でないと行えません。
一方、会計士は財務諸表監査に対応できます。
個人様の場合は、確定申告などを兼ねて税理士に依頼することが多いですが、企業様の場合は税理士にプラスして、会計士にも相談することが多いです。
企業の場合は金融商品取引法やその他、関連法律がたくさんあるので、違反していないかをチェックするため、会計士に判断してもらうことが多いです。
もし両方の依頼を検討したいということでしたら、会計士と税理士が共に在籍している当事務所にご連絡ください。
2022.03.18